第12卦:天地否(停滞)
䷋ 否 (Pǐ) · 停滞。ものごとが動くまで、退いて力を蓄えましょう。
停滞、引きこもること、誠実さ、耐え忍ぶこと
下卦:地 ☷ ・ 上卦:天 ☰
判断
天と地は離れ、その間に何も流れていません。大きなものは去り、小さなものが近づきます。こんな時は、影響力が間違った場所に向かいがちです。誠実さを保ち、席を得るために価値観を売り渡さず、ものごとが動くまで力を蓄えましょう。
象(イメージ)
空は遠く昇り、地は低く沈んで、その間を行き交うものはありません。才能は静かに隠して質素に暮らし、信念を曲げることになる報酬は断り、地位をめぐる争いから距離を置きましょう。
六つの爻
占いで変わった爻だけを、下から数えて読んでください。
- 1爻(一番下):ひと束の茅を引き抜けば、ほかも一緒についてきます。時勢が悪いときは、価値観を共にする人たちとともに身を引きましょう。
- 2爻:ほかの人が、おだてや手軽な好意であなたを取り込もうとします。それに乗る人は、しばらくはうまくやるかもしれません。あなた自身の道は、そこから離れていることです。
- 3爻:間違った手段でのし上がった人たちが、恥ずかしさを感じ始めます。その良心のうずきが、最初の小さな変化です。
- 4爻:転機が訪れ、あなたは自分より高いものへの思いから行動します。咎めはなく、あなたと共にいる人たちもその恵みを分かち合います。
- 5爻:停滞が晴れ始め、幸運が訪れます。ほどよい疑いは心に置き、根の深い桑の木に結んだ綱のように、望みを確かなものにつないでおきましょう。
- 6爻(一番上):停滞が終わります。まず行き詰まりの時があり、そのあとに幸運が来ます。ただし、変化を起こすにはあなた自身の努力が必要です。